パワー・ハラスメント(以下パワハラ)とは、権力を利用したいじめのことです。職場の上司と部下、学校の先生と生徒、部活の顧問と生徒などの上下関係の元でよく発生します。ごくわずかに立場が下の人が加害者になる例もありますが、立場が上の人が加害者になるケースが圧倒的多数を占めます。
指導の域を超えた暴言や暴力、人格否定、しごき、過剰な仕事をさせる、逆に仕事を与えない、無視など、パワハラの現れ方は多岐に渡ります。
具体的には、部活の試合でミスをした生徒に、他の部員たちの前で「お前のせいで負けたんだから責任とれ!」と怒鳴って殴る、職場内で部下に対して「お前は能力がない」「お前なんかを雇ってくれるのは、この会社くらいだからありがたく思え」「死ね」「辞めちまえ」などが、典型的によく見られるパワハラの具体例です。
パワハラに対して不快感を示したり、反対意見を口にしたりすると、さらに酷いハラスメントとなって返ってきます。時には「歯向かうならもう来るな」などと退部や退職を迫ったりするので、被害者は部活動の機会や仕事などを失くしたくないため、黙って我慢することになります。
部活や体育会系なノリの職場などでは特に根性論が生きているところが少なくないので、このような言葉や態度は愛のムチでありパワハラなどではない、パワハラだなどと騒ぐのはメンタルが弱いからだという考えがまかり通っているところがあります。しかし、この考えは間違っています。
信頼感のある関係内でなら、少々厳しい指導も愛のムチとなり得るかもしれませんが、パワハラが起きている間柄には信頼感は存在し得ません。パワハラ被害者は加害者の日頃の言動から、加害者にただならぬ恐怖感を抱いています。怒られるのが怖いので、怒らせないように加害者の意に沿う行動を取ろうとしますが、何をすれば怒られるのかさえ分からなくなっていることもあります。実際、パワハラ加害者は気まぐれで、被害者自体が気に入らないとか、加害者自身のストレス発散のためとかいう理由でパワハラをするので、何をしても被害には遭うことになってしまうのです。
こうなると、被害者は完全に加害者にコントロールされてしまっています。自尊心を傷つけられているので、自分には価値がないと感じ、心の病や自殺未遂などという深刻な事態を引き起こすことにもつながります。決して見過ごすことはできません。
すべてのハラスメントは上下関係を利用して行われます。セクシュアル・ハラスメントやアルコール・ハラスメントなど他の種類のハラスメントも、「NO」と言えない雰囲気があります。もし不快感を示せば不利益があるという恐れの元に、被害者が我慢を重ねることになります。したがって、すべてのハラスメントのベースにはパワハラがあると言えるのです。ゆえにパワハラは一番多く起こり、もっとも深刻なハラスメントなのです。
パワハラがハラスメントの基本だということを理解しておくと、自分がハラスメント被害に遭いそうになった場合も、被害を深めないで済むでしょう。相手に立場を利用され、必要以上の理不尽な扱いを受けていると感じたら、深刻化してしまう前に相談しましょう。
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